黒蜜珈琲のブログ

カフェ好きですが、ビジネスっぽいこと、新しい働き方、地方創生ネタなんかをつらつら

データに使われる人になるのか、データを使える人になるのか

あらゆるものがネットに繋がっていくことで、

 

いやなことも、

知りたかったこともどんどん見える化していきます。

 

そうすることで「データ」というのがどんどん増えていきます。

 

3年ぐらい前からビッグデータという言葉はでてきていますが、あまり活用できている!っていう事例は聞かないようにおもいます。

 

なぜなら、データをどのように使ったらいいのかわからないから。

 

データに変数を与えるのは人間の打ち手であったり外部要因であったりします。

 

ただ、データをみただけでも「あ、おもしろい、便利そう!」にしかなりません。

 

簡単にいうと

 

ここを機に売上があがっているのはなぜだろう?

リスティング広告をはじめたからだ。

となると予算を2倍増やしたら売上は2倍になるのだろうか?

 

とデータをみてアイディアが浮かんで次の打ち手まででてこないことには

データを使える人とは呼べないと思います。

統計学もかじってないのでなんともいえないのですが。

 

マーケットリサーチの結果は、

どうしても自分の仮説を成立させるためであったり、

顧客が表面上で欲しいものをそのまま受け取って、

失敗の免罪符になることがあります。

 

本当は、

たとえば多機能の携帯が欲しいという声が多くて、

多機能の携帯を作ればいいんだ!というアイディアが生まれた場合

 

一度、なぜ自分は多機能の携帯をつくったほうがいいの?と思ったのか検証する必要が有ります。

顧客が多機能の携帯がほしいといったから?

そもそも機能が多い方がいい携帯がほしいですか?といったら「はい」と答えるのでは?

機能が役に立つシーンはバラバラなので、もっと絞った方がいいのでは?

 

と、もう一度疑っていく作業というのは必要だと思います。

 

ある意味、データに使われる人になります。

 

データの使い方も3つのフェーズに分けられるようにいまはなんとなくですが、

感じています。なぜなら組織構築においても求められる人員が変わってくるので。

 

A.0から1を生み出すヒントとするデータの使い方

B.1から10にするためのデータの使い方

C.10から1000にするためのデータの使い方

 

 

Aについては先日投稿した、

家入さんのように身近な人を思い浮かべてサービスを作ればある意味不要です。

データを表面的に捉えない人にとってはデータをみることで着想を得られます。

 

Bについては、

いろいろ施策をして自社の王道を探すフェーズともいえそうな気がします。

ここでは知恵を絞ってできることはなんでもやって、効果検証改善を高速で回していくフェーズ。

 

ここで効果が出ない場合は、ピボットとかするんでしょう。

 

Cについては、

予算をつんで、がっと一点突破を図るという施策もありな気がします。

商品開発の場合ですと顧客の声を聞きすぎてなにがなんだかわからなくなるという危険をはらむフェーズのような気がします。

 

この文章こそなにも検証されたものではないのですが、

データは使ってもっと楽しく働きたいな〜と思うこの頃でした。

 

新しいテクノロジーやサービスの付き合い方

シェアリングエコノミーがすら~と社会に浸透していくなか、

UberやAirbnbなどのサービスが黒船扱いされて、

 

法的に・・

 

マンションの・・

 

旅行客が・・

 

あそこではあ~いった事件が・・

 

だめな理由はいくらでもでてきます。

 

 

シェアリングエコノミーが当たり前の世の中になった場合に、

必要なものってなんなんだろう?って考えたほうが

よい世の中になりそうな気がします。

 

需給のバランスをとる選択肢が増えるわけで、

かつこれまでの資源を有効活用するだけではあるから、

効率的ではあるとは思うんです。

 

そこで消費者の行動はまた変わってくる。

 

シェアリングエコノミーはけしからんっていっていると

変化についていけなくなる可能性がある。

 

とくに宿泊でいうと、

日本は安宿がすくないのでAribnbをつかって、

安宿の選択肢を増やすっていうのは、

長期滞在者を増やす上で有効な手段なはず。

 

 

そのためにはロビーングも大切だし、

合法の範囲内でやっておくことも大切なんだけれども、

 

新しい概念や文化に、

寄り添っていくっていうのがこれからもっと大切にしたい。

数値がでてくるとやる気もでてくる(Googleアナリティクスのおかげで)

ブログをやって1週間。

自分の頭の整理を含めてアウトプットをしています。

 

少しずつ「書く」習慣というのが懐いてきています。

 

「書く」という習慣とセットにしているのが、

「計る」という習慣。

 

以下の5つをちまちまエクセルに記入しています。

 

1.PV数

2.UU数

3.ブログタイトル名

4.施策

5.備考

 

Googleアナリティクス(GA)をみて、

PVとUUを確認し、ブログタイトルをエクセルに記入。

 

いまはSNS連携をやっているわけでもなく、

自分のFacebookに投稿しました!という投稿もしていないので、

施策らしい施策はほぼ皆無です。

 

ただ、数値の変動があった場合は、

投稿時間、投稿曜日などを備考欄に記入しつつ、

GAの流入元やキーワードなどを確認しています。

(増えた!とおもったらリファラー確認するとスパムだったりしますよね・・)

 

1週間まとめて記入しても正直覚えていないので、

記憶をエクセルに代行してもらっています。

 

先日とあるベンチャーでWEB支援を事業としている方が・・

「中小企業の方って・・いまだにアメブロ使っている人って多いんですね!!」とびっくりされていました。

ビジネス目的の場合はアカウントを停止されるなど以前はありましたし、

SEOをごりごりやるブログはワードプレスを使われている方も多いですし、

はてブlivedoorで迷う方もいらっしゃるでしょう。

 

アメブロをやっている方は昔からあるから使っているという方だけでなく、

読んでくれる人が多いからというのが一番多いんじゃないんでしょうか?

 

コンテンツがたまるまではどんな媒体も我慢勝負な部分はあります。

 

ただ、毎日一人でも見に来てくれる人がいると続きますもんね。

GAで数値みて増えると嬉しいですもん。

地域の課題はそれぞれ。地方創生の文脈では果たして?

石破さんが音頭をとって盛り上がっているようにみえる「地方創生」

 

メディアでも連日なにかしら報道されていますし、

東京の企業でもよく地方創生ネタはよく口にだされています。

 

自治体の職員のかたも、結構この単語を出されいてるように見受けられます。

(地方創生の交付金ががっぽり付いているからそりゃ仕方ない部分もあるのでしょうが)

 

大本営本部のまち・ひと・しごと創生本部のHPをみると、

いろんなことを話していることはわかります。

www.kantei.go.jp

 

少子高齢化、東京一極集中の緩和、地方が稼ぐ仕組みなどが、

キーワードになっているのは間違いありません。

 

これからのキーワードに紐付いた施策・・

商品券の発行、商品開発の補助金、移住支援、テレワークの促進、創業支援(これは日本再興戦略のほうかな)あたりはどの自治体もやっているように見受けられます。

 

が、課題は地域によってバラバラだし、目指す地域像も違うはず。

 

とりあえず地方創生地方創生といっているけれども、

もうすこし各地域の「ありたい姿」と課題に基づいた動きというのが生まれてほしいなぁ〜と感じる今日この頃です。

 

ちゃ〜んとやっているところはこういった大きなうねり関係なく、

できる範囲からはじめているという印象はあります。

 

個人的な主観での殴り書きでした。

誰かに向けてメールを打つように文章を書く思考

文章を書くときに「何」を書くのかから始めると、筆が進まない。

「誰かに」メールを打つような形で文章を書くと、結構刺さる。

 

自分のアカウントで三ヶ月間、ほぼ自分に向けて文章を書き続けていました。

考え方や生き方といった抽象的なものを中心に。

そのときの「いいね」数はかなり多く、コメントもそれなりについていました。

 

この考え方って、マーケティングの世界でも一緒だよなと当時つくづく感じたとを覚えています。

 

と、そんなことを思い出していた矢先に家入さんのこの文章。

 


「身近な誰か」に向けて「手紙を書くように」作るサービスのほうがいい — The First Penguin — Medium

 

やっぱり、家入さんもそんな風に考えてやっていたんだ!と納得。

 

このタイトルこそがすべてを語っているといっても過言じゃない。

 

他にも共感ポイント

・ターゲットとかニーズという言葉を使うのはあまり好きじゃない

・0とか1とかの二元論より、その間に大切なものがある

 

ビジネスやマーケティングは戦争と例えられることが多く、

実際にビジネスの用語は軍事用語から生まれた言葉がおおい。

(戦略、戦術、ロジスティック、ターゲット・・・等々)

 

ある意味人生も戦いな部分もあるため、

著名な経営者は結構軍事関係者の本を好みますよね。

 

手紙をかくときに、

このターゲットはお母さんで、

お母さんのニーズは子供からの承認だと書いてかくのってなんか嫌じゃないですか?

 

お母さんが寂しそうにしていると聞いたから、たまにはお礼の手紙でも書いてみようかなで僕はありたいと思っています。(綺麗事でも)

 

このブログでもビジネスのはなしになると、めっちゃターゲットやら戦略やらつかってはいるので矛盾はしています。

 

インターネットの時代、戦争は続いているのかたもしれない。

温かい気持ちをもとに仕事をしていきたいな〜とおもった家入さんの文章でした。

 

地方で稼ぐ仕組みはECだけじゃなくて、観光もある。

新観光バイブルと呼ばれる、

デービット・アントキソン氏の「新・観光立国論」を読みました。


【要旨】

観光客を引きつける要因は4つだけ

「四季」「自然」「文化」「食事」

 

日本人が強みと感じている

 「おもてなし」「治安」「交通」などは観光客が来る理由にはならない。

 

ターゲットを細かく分けて、

ターゲットに応じた商品開発が必要であり、

 

とくに滞在日数も長く、1日あたりの支出も多い上客といわれる、

ヨーロッパ、ロシア、オーストラリアの方へ向けたマーケティングは力を入れていく必要がある。

 

GDPにおける観光収入の割合は日本は0.4%

 

観光大国のフランスは2.3%、スペインは4.8%。

同じ島国のイギリスでも1.7%はある。

 

世界的に観光は成長産業であり、

政府が掲げている訪日観光客3000万人というのは自然増にすぎない。

日本のポテンシャルとしては、 2030年の訪日観光客は8200万人を達成することも可能。

 

そのためには、観光のロジスティック、ホテル、コンテンツの整備、サービスの充実を含めた、多様性の確保が必要!

 

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

 

 

【感想】

日本に短期滞在者を増やして外需を増やすというのは大いに同意。

自分が感じている「日本やっぱすげぇぜ、いぇい!」的な違和感を見事に指摘している本です。

 

観光におけるお客さんはだれか?と突き詰めて、

真の顧客思考とお金を稼ぐという本気を出して動けば、

ブームに左右されない外需を獲得することができるのは間違いない。

 

ここの顧客思考とサービスにお金を払うということについては、

普通のビジネスでも課題になっていますね(苦笑)

 

いまの観光を一過性のブームとらえず、

もっと観光による収入の基準は高くなるべき。

 

その点、ブームと思っている人ともっと市場が伸びると思っている人の差が大きく開きそうだ。

 

 

 

職場と家という概念

職場と家は別々のもの。

 

職場は、働く場所。

家は、休む場所、家族で生活を営む場所。

 

職住近接といえども職場と住まいが近いよねっという意味で使われる。

 

 

昔は内職をしていた人も、

起業仕立ての人、

いまフリーランスの人もそうだけれど職住一体でもある。

※いまやPCやスマホで家でも仕事ができるので職場と家と分けるのは少し変わってきているのはしっかりと言及しておきたい。

 

職住一体なので「通勤」という概念がなくなる。

 

いま、僕は通勤なしで、

日によって家で、カフェで、打ち合わせがあるときはお客様のところで、

お仕事をしている。

 

最初は通勤もないし、楽でいいなと。

 

 

ただ、日が経つと「自分を律する」という難しさがあることに気づく。

 

会社という組織の一員、職場がもつ力、就業規則、もしかしたら通勤という行為が自分を律するのを助けてくれていたという事実は大きな気づき。

 

職住一体でも、仕事がくっそ忙しいとやらないといけないので

気合いでなんとなる。

 

しかし、ちょっとゆったりでも大丈夫というときは弛んでしまう。

 

人は一人では生きていけないとこういう部分で痛感をしました。

 

「場」のもつ力は結構バカにはできない。

 

人はそれぞれの場や机やものに無意識のうちにアンカリングをして、

モードを切り替えている。

 

だからこそ、どんなにいけてないオフィスでも仕事はちゃんとするし、

たまにカフェで仕事をすると捗るし(はかどりモード)、

家で仕事をしようとするとだらけちゃうこともある。

 

自分のスペース以外で仕事をするというのは、

自分がやることを狭めることで集中をしているのかもしれない。

(家だと掃除したくなったり、整理整頓したんくなったりするので)

 

働き方が注目されて、

どこでもいつでも働けるぜ!!っていうけれども、

場の力であったり、会社という組織の見えない力が無視されているし、

いつでも働けるは、いつでも働かなくていいということでもある。

 

こういった場所であったり自律の仕組みであったりは一緒に考えていく必要がありますね。